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ミニゴリラ、外へ――メモリナビ「ミニゴリラ」にバッテリー内蔵タイプ

三洋電機が手のひらサイズのメモリナビ「ミニゴリラ」の新製品を発表。上位機種は10万円以下という価格帯は守りながら、バッテリーを内蔵することで利便性を高めた。ワンセグももちろん引き続き搭載。

 ミニゴリラ「NV-SB250DT」
 三洋電機は4月9日、ポータブルナビゲーション「ミニゴリラ」の新製品「NV-SB250DT」「NV-SD200DT」を4月24日より販売開始すると発表した。価格はNV-SB250DTが9万9750円、NV-SD200DTはオープン。NV-SD200DTの実売想定価格は7万円前後。
 2006年11月に発表された初代ミニゴリラ「NV-SD10DT」の特徴――フラッシュメモリを内蔵した手のひらサイズのコンパクトさやワンセグチューナー内蔵といったはそのままに、上位モデルのNV-SB250DTはリチウムイオン充電池を内蔵することで利便性を高めた。
 同社ではナビゲーション市場について、ポータブルタイプが対前年比139%という大きな伸びを示していると分析しており、その理由については、「メカレスの信頼性」「値ごろ感」の2つを挙げる。今回は特に値ごろ感を重視し、NV-SB250DTは10万円以下という価格帯は守りながらもバッテリーを内蔵したほか、両製品ともにメモリ容量を2Gバイトに倍増させ、住所地番を約3000万件、交差点名を12万件と同社DVDナビゲーション並に増加させた。
 NV-SB250DTのサイズは143(幅)×83(高さ)×34.5(厚さ)ミリ、約340グラム。NV-SD10DTに比べると幅と高さはほぼ同じだが、バッテリーを搭載したために厚みが約10ミリ厚くなり、重さも約50グラムアップした。ただ、バッテリーは本体向かって左側の裏に内蔵されており、携帯時にはグリップとしても機能する。

 
「NV-SB250DT」の外観。本体向かって左側の裏にバッテリーを内蔵する。外付け電池ケースとの併用はできない
 NV-SB250DTは内蔵バッテリーのみで約4時間のワンセグ放送の視聴が可能。バッテリーを内蔵しないNV-SD200DTについてはNV-SD10DTと同様に、シガーライターのほかACアダプターと外付け電池ケースをサポートする。なお、ACアダプターとスタンドはこれまで別売オプションとして設定されていたが、新製品についてはいずれも付属する。
 その他のハードウェアの仕様はNV-SD10DTとほぼ変わらず。タッチパネル対応の4.5V型ワイド液晶(28.8万画素)を搭載し、本体上部にはワンセグ用のロッドアンテナを備える。ルート案内のアルゴリズムも同等だが、NV-SB250DTについては徒歩や自転車での利用時に便利なよう、ルート案内のラインをあえて表示せず、現在地と目的地のみを地図上に表示させることもできる。
 起動時に3〜8桁の暗証番号を入力しないと利用できない「セキュリティコード」や、急加速やアイドリング時間といった車の挙動からCO2排出量を推定する「エコドライブ情報 II」も引き続き搭載する。

エコドライブ設定画面(左)、エコドライブの結果を示す画面。四角形のグラブが小さければ小さいほどエコな運転ということになる(中)、ルート案内画面。NV-SB250DTは写真のピンクの線(案内ルート)を非表示にできる(右)
 なお、NV-SD200DTは「NV-SD10DT」の後継機種と位置づけられており、新製品の発表によってミニゴリラシリーズは最上モデルの「NV-SB250DT」(メモリ2Gバイト、内蔵バッテリー、ワンセグあり)、スタンダードモデルの「NV-SD200DT」(メモリ2Gバイト、内蔵バッテリーなし、ワンセグあり)、ベーシックモデルの「NV-M10」(メモリ1Gバイト、内蔵バッテリーなし、ワンセグなし)という製品構成となる。

単体HDDレコーダ「RD-H1」

 株式会社東芝は、同社のレコーダ「RDシリーズ」としては初となる単体HDDレコーダ「RD-H1」を4月上旬に発売する。HDDの容量は250GB。同社の直販サイト「Shop1048」(ショップトウシバ)でのみ販売する。3月上旬に予約受付けを開始し、正式な価格はそこで発表されるが、3万円台前半になる見込み。
 店頭での販売は予定されておらず、「ネット販売専用にすることで低価格を実現した」(同社)という。なお、Shop1048初の専用商品。テストマーケティング的な意味合いもあり「月産1,000台を予定しているが、反響によっては随時増産する」としている。

 RD-H1は250GB HDDを搭載したビデオレコーダ。開発コードネームは「Strike」。RDシリーズとしては初のHDD単体レコーダとなるが、同社デジタルAV事業部 DAV商品企画部 参事 片岡 秀夫氏は、「HDD&DVDという製品カテゴリーを世界で初めて発売した当時から、DVDレコーダのおまけにHDDが付いているのではなく、HDDレコーダにDVDをバックアップ用に付けていると言い続けきた。現在、そういった考え方がやっと定着してきており、RD-XS53から搭載した『ネット de ダビング』という機能も伏線であった。今回ようやく準備が整って発売した製品で、決して思いつきの製品ではない」と開発背景を説明する。
 同社では、RD-H1のターゲットユーザー層として、「RDの追加HDDが欲しい層」と、「VHSをタイムシフトにしか使っていなかった女性層」を想定。「(ネット de ダビング対応RDを)書い足せば、残せるという、将来の夢が残されている」としている。
 チューナは地上波アナログチューナを1基搭載。ゴーストリダクション機能や、BSアナログチューナ、スカパー!連動機能などは装備していない。ソフトウェアの基本機能は、DVDドライブ周りの機能などを搭載していない以外は「RD-X5」などと同世代。EPGは、Ethernet経由のEPG「iNET」と、地上アナログ放送波から受信した「ADAMS」を組み合わせた「WEPG」を採用している。なお、「RD-XV34/44」の様な「野球延長」などの放送延長機能は搭載していない。
 Ethernetを使った、LAN上のPCから操作できる「ネット de ナビ」や、録画した番組をEthernet経由でPCで視聴できる「ネット de モニター」、メール予約機能なども装備。そのほかにも、1.5倍速早見早聞再生や、フォルダ機能など、録画・再生・機能も従来のRDとほぼ同じ機能を搭載している。

 RD-H1の最大の特徴は、「ネット de ダビング」機能を搭載していること。これにより、単体HDDレコーダでありながら、ネット de ダビングに対応した他のRDシリーズ製品をLAN上に接続しておけば、RD-H1に録画した番組を他のRDに無劣化ダビングすることが可能。ダビング先は、他のRDのHDDに加え、DVDドライブも直接指定でき、ハイブリッドレコーダの様に使用することができる。
 また、RD-H1をダビング先にすることもでき、他のRDのHDD容量が少なくなったときの一時退避場所としても利用可能となっている。なお、コピー禁止番組はダビングできない。同社では、「従来のRDユーザー用の増設用HDDとしてのほか、あんまり残さない女性の方に向いている」としている。
 入力端子はS映像、コンポジット、アナログ音声を各2系統、出力端子はD2映像と光デジタル音声を各1系統、 S映像、コンポジット、アナログ音声を各2系統装備。LAN端子も備える。外形寸法は430×336×58mm(幅×奥行き×高さ)、重量3.9kg。